京都丹後鉄道と加悦SL広場などを撮る
皆さん、こんばんは、25日(日)の北大阪は、晴れ時々曇りの天気で、気温は久しぶりに16℃程度まで上がりました。 晩秋の時期を迎え、今後、寒さが日々増してきます。本年もインフルエンザが流行の兆しですので、風邪など召されぬよう、十分ご注意なさってください。
11月25日(日)の阪急正雀工場は、外板修理場に9893ともう一両パンタ付の9803と思われる車輛が、置かれていました。
JR吹田工場は、長く東海道線側に置かれていた@U-tech3連が、どこかへ移動しました。和歌山線のアタックス設置関連なのかもしれません。留置線には201系オレンジ色が、5連2本で置かれていました。
今日は、去る13日(火)に京丹後市方面へ、元職場の退職者会で蟹旅行に出かけましたので、その道中に撮った山陰線、京都丹後鉄道の列車と加悦SL広場をUPします。
加悦SL広場です、現在は加悦興産から宮津海陸運輸㈱が運営しているようです。
キハ08-3が展示されていますが、手入が良くなく、荒れ放題です。3両改造された内で、現存する最後の1両です。(元は初代キハ40-3として改造され、形式改正で、キハ08になりました)
キハ08-3に貼られた、昭和30年盛岡工場鋼体化改造の銘鈑です。車内の椅子は、布張りでクッションが有りますが、背ずりは板のままです。
気動車不足から、苗穂工場で昭和37年に気動車改造されました。車体重量が新製の気動車と比較して約10t重く、180PSのDMH17Hエンジンでは、出力不足であったのと、改造費が高過ぎたので、3両しか改造されませんでした。現存の貴重な1両ですが、保存の方法を考慮しないと、荒廃を待つばかりの状況です。
キハ10-18です、これも昨年は、車内の椅子が全面撤去され、ゲーム機などが置かれて、営業されていましたが、本年は締切りになっていました。又元南海の1202と、改造して喫茶店になっていた車両も、屋根の傷みが酷く、昨年秋には、屋根にビニールシートが掛けれていましたが、更に本年7月の大雨や3度の台風来襲で傷みが更に酷くなり、喫茶店営業などを廃止したようです。
有料で展示されている2号機と客車、2号機関車は、明治7年に大阪・神戸間の官設鉄道で輸入されて123号機関車として活躍、その後、島根県の鉄道会社へ払下げられ、更に大正14年の加悦鉄道開業時に購入されたものです。加悦鉄道では2号機関車となっていました。平成17年に国の重要文化財に指定されました。この機関車と当時の客車は、屋外ですが屋根付の展示場に置かれています。
道の駅にあった元加悦鉄道線路跡の自転車道案内看板です。
当初は 加悦興産が所有し展示していましたが、現在は宮津海陸運輸が所有し展示していて、国道176号線沿いに有ります。最近、宮津・天橋立道路の利用が、京都縦貫道の整備で増加していて、こちらの国道176号線の通過車両が減少しています。そのため、加悦SL広場の見学者も少なくなっています。向かい側の道の駅シルクのまち加悦も、余りお客様が来られている様子は有りませんでした。
このような鉄道の展示施設も、運営の難しさを示しているようです。
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コメント
No title
保存車両が凄い事に・・・(@0@)ワォ!
このような施設は何かイベントや変化を付けないと飽きられますね。
キハ08やキハ10は鉄道博物館で保存して欲しいです。
2018-11-26 00:16 とり鉄ときどきN URL 編集
No title
全く、同感です。本当に、目玉商品的な、キハ10-18とキハ08-3です。鉄道博物館で引き取れれば良いと思われます。大宮の鉄道博物館には、元茨城交通(現なかみなと海浜鉄道)のキハ11がスカ線色で展示が有ったように思います。又、愛知のリニア鉄道館にも中部天竜で展示されていたキハ11が展示されていたと思います。旧10系気動車を所有していないのは、本州3社では、JR西だけなので、保存の方向へ進んでいただきたいものです。
2018-11-26 22:20 トレインマニア2 URL 編集