加悦SL広場を訪ねる1

 皆さん、こんばんは、4月2日(木)の北大阪は、晴れ時々曇りで、時折通り雨が有りました。気温は14℃程度までしか上がらず、風も有って寒さを感じる天気でした。コロナウイルス拡散については、当面の間、終息を見込めないようで、世界中に拡散しています。この拡散によって、経済的にも損失が多く、世界同時株安、原油の大幅値下がり、工場生産の休業による製品の遅れなど、これまでに例を見ない状況です。個々人としては、感染予防のために、うがい、手洗い、マスクの着用などで、罹患しないよう注意しましょう。




 今日は、3月31日で、閉園した加悦SL広場を訪ねましたので、2回にわたりUPします。当該地は、元国鉄丹後山田駅(現京都丹後鉄道野田川駅)から、加悦町まで、高級絹織物の丹後ちりめんなどの輸送のために、大正15年に開業しました。昭和40年代以降、自動車の発達と普及によって、利用者が減少し、昭和60年5月に廃線になりました。戦争中の昭和15年には、SL広場のある大江山(ニッケル)鉱山駅迄延伸され、更に昭和17年に岩滝町の日本冶金の岩滝工場まで延伸されて、鉱石輸送などにも活躍しました。昭和60年3月に国鉄宮津線の貨物営業が廃止され、ニッケル関係の輸送ができなくなり、経営が成り立たず、同年5月に廃線になりました。

 SL広場は、当初、廃止後の加悦駅跡に設置されましたが、道路も狭く場所が分かりにくいため、元加悦駅跡を町役場の新庁舎用地(現与謝野町加悦庁舎)に売却して、平成8年にニッケル鉱山跡地にあった国道176号線沿いの大江山鉱山駅に移転したものです。


 道中で撮った列車です。113系2連ワンマン車は、1時間前に通過していました。残念!
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 433M、福知山発豊岡行、クハ222-5509外2連、福知山・上川口間


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 432M、豊岡発福知山行、クモハ223-5506外2連、どちらも霜取りパンタ付きでした。


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 4004D、特急、たんごリレー4号、KTR8011外2連、牧駅付近、


 国道176号線を京丹後市へ向かう途中に、元阪急2861が、保存されています。設置後塗り直しがされていないので、外観はどう見ても綺麗とは言えません。個人の所有なので、見られるだけでも良いと思います。
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 元阪急2861です。横に桜が植えられいます。クーラーのラジェーター部分は、鉄板で塞がれています。
電車のクーラーは通常440Vの設備なので、使われていないと思われます。


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 反対側です。後部扉から出入りをされているようです。登場時は、京都側の
先頭車でしたが、6連化された際に、中間に組み込まれ、3扉化改造後も先頭に
出ることは、有りませんでした。


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 加悦SL広場入り口ゲートです。


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 元京都市電のN5号ですが、屋外展示で、かなり傷んでいます。
筆者の街では、国道171沿いのMハム会社の幼稚園とM製菓の工場内の
東海道線側に保存されていましたが、何れも昭和末期に解体されました。


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 元加悦駅から解体移築したもの、

 
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 元の出札窓口を使った入場券売り場です。大人400円、子供200円でした。
一階は、古いrailなどが沢山展示されています。carnegie製のrailも有りました。
二階は昔の写真や資料が展示されています。



 屋外展示車両のキハ10です。
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 形式諸元表です。以前は車内にゲーム機が置かれ、解放されていました。
現在は、傷みが激しく施錠されていました。


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 キハ08-3です、元ナハ22000系から鋼体化改造されたのが、オハ62-130で、
国鉄盛岡工場昭和30年の銘鈑がついていました。


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 キハ08-3の諸元表、空車で38.9tも有って180PSのエンジンでは、
重くて加速がままならず、キハ08は、3両しか改造されませんでした。

 その後、JR北では、オハ51系を改造して、キハ141・142・143が誕生し、
キハ143は、現在も室蘭本線で活躍中です。
JR西でも50系客車がキハ33に2両改造され、伯備線米子口で使用されました。
2両の内、1両は津山まなびの鉄道館に保存されています。


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 キハ08-3に貼られた国鉄苗穂工場の昭和37年改造銘鈑、


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 キハユニ51、大型ボギー車で、芸備鉄道-国鉄-舟木鉄道-加悦鉄道と
渡ってきました。昭和11年日本車両製、


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 キハ101、加悦鉄道発注車両、昭和11年日本車両製、
一軸+ボギー台車の珍しい構造で、動力は一軸側です。
職員さんが、走行用エンジンを掛けてくれました。


 撮影日の3月26日(木)は、終日良い天気で、気温は20℃程度まで上がり、暖かい天気でした。加悦SL広場も、閉園が告知されていたので、平日にも関わらず、20名程度の入園者が居ました。また、当該広場の職員さんも、キハ08-3の痛んだ塗装の車体にWAXを掛けるなど、最後まで手入れをされていました。キハ101のエンジンを掛けて、冷却FANNがシャフト伝達で動くのを展示したり、FAN向けのサービス的なことが有りました。重要文化財に指定された2号機関車も有るので、小型SLは、引き取り手が多いでしょう。C58やC57は、傷みが激しく、輸送にも高額を要するので、残念ですが、現地で廃車解体になるのでしょう。






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コメント

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No title

ナイスです

加悦SL広場は閉演したのですね

以前、知り合いが行ったと聞いていたので、いち度行ってみたかったのですが残念でした

加悦SL広場

 taroppe55さん、おはようございます。ナイスとコメントをいただき有り難うございます。

 加悦SL広場の閉園は残念ですが、来訪者が少ないので、仕方ないでしょう。
国の重要文化財であったSLも有るので、残念です。最後の土日は、構内での運転が告知されていました。

 今後とも宜しくお願いいたします。

No title

今晩は。ナイスです。

加悦鉄道SL広場、私は、今年の正月休みに、青春18きっぷを利用して、訪問しました。丁度、3月末に、閉館を検討中との発表が有った後で、その時は、間だ、検討中でした。

展示車両は、屋外ですので、傷みが酷い車輌が多く、整備の人出が足りないのは、残念に思います。C58やC57は、解体される運命だと、私も思いました。

最近では、公園で保存されている、SLが老朽化の為、解体されるニュースを良く聞きますが、SLが廃止された直後、SLブームに乗って、国鉄から譲渡されましたが、各自治体が金銭面で困難だからと言って、解体するのは、やはり、無責任に思います。
貴重な鉄道遺産を、譲渡された以上、何時までも、大切に保存するのが、責任だと思いますね。

加悦鉄道SL広場も、人出不足と、経営難ですので、閉館は仕方が無いと思いますが、保存車輌は、他所に引き取って欲しいですね。
やはり、経営が安定している、JR西日本が、後世に鉄道の歴史を伝えるべき、保存するのが、一番だと思います。

加悦SL広場

 ウォーリーさん、こんばんは、ナイスとコメントをいただき有り難うございました。気付かず、返信が遅れすいません。

 加悦SL広場の閉園は、惜しいことです。人口の少なく過疎化している場所ですから、余程の魅力が無いと、観客は来ません。
 冬季のカニ旅行の方は、雪道に慣れないので、列車か直通バス利用が多くなります。そのため、加悦SL広場に立ち寄りが有りません。
 夏季の海水浴も、若い人は夜のプールが増えて、海へ出掛けるのは家族連れ位になりました。それも大阪からでは、若狭方面、北陸方面、鳥取山陰方面、白浜方面が多いので、丹後方面へは、高速道路の関係もあって、意外に少ないと思います。

 貴兄が述べられているように、全国各地に展示のSLが、沢山ありましたが、屋根が無いなど、保存が不十分で、手入れもされず、形式プレートは盗難に遭い、前照灯、尾灯類やキャブのガラスは割られるなど、おおよそ管理から程遠いところが多くあります。
 
 時代と共に、自治体でも、産業遺産などの維持管理には、費用ばかりが強調されて、廃車解体処分になっています。過疎地では、高齢者比率が高くなり、自治体は、医療や高令者介護施設に多額を必要とすることから、そのような判断になるのでしょう。

 国の重要文化財に指定されたSLは、引き受け手が有るでしょうけど、その他は疑問です。京都鉄道博物館で、数台でも引き受けてもらうのがベストでしょう。