廃止前のカシオペアなどを撮る

 皆さん、こんばんは、30日の北大阪は、曇り時々晴れの比較的良い天気で、気温は20℃程度まで上がりました。これで漸く平年並みなのでしょう。桜の開花も早くなり、この週末は5分咲き程度で、お花見日和になるでしょう。


 今日は、カシオペアも21日上野着で、廃止になって少し時間が過ぎました。北海道の旅の締めくくりとして、在りし日の寝台特急カシオペアなどをUPします。筆者が訪問した3月上旬でも、土日の札幌駅とその周辺駅は、撮り鉄で溢れていました。我先にホームを走り回る輩がいて、他の乗客は、迷惑だったろうと思います。これらも、既に過去のこととなりました。

 かつて、フイルムカメラ時代は、撮り鉄もさほど多くなく、他の乗客に迷惑をかけることも少なかったのですが、デジカメの普及で、何枚も撮れる強みと、光学機器類と記憶媒体も量産効果で、随分と安価に入手できるようになり、撮り鉄が急激に増加してしまいました。時代の流れと言ってしまえば、それまでですが、礼儀や道徳心の薄れには、驚かされます。


 8009レ、寝台特急カシオペア、DD51-1148+1143重連牽引。島松・北広島間、
2016-03-07日撮影。


 DD51-1143+1148牽引の8010レ、寝台特急カシオペア、美々。


 同上少し引いて8010レ、寝台特急カシオペア、上野行。


 同上、後打ち、元の立ち位置からでは、少し苫小牧寄りへ移動しても、標識が展望車にかかります。外すと釜が見えなくなります。美々。
 天気は、朝方は少し晴れ間があり明るい感じでした。午後は曇天で、今にも雨が降りだすような天気で、この程度しか撮れませんでした。


 1036M、特急すずらん6号、室蘭行、周囲が暗いので、すずらんのHMが綺麗に出ています。785系5連、NE-501編成


 DF200-121牽引の8068レ、コキ20両編成で、空コキ1両でした。


 5009D、北斗9号、札幌行、キハ183-8564外6連、


 2784M、普通、苫小牧行、733系B-116編成。

 この列車を最後に、下り2797M普通手稲行で、南千歳まで出て、快速エアポートで新千歳空港へ戻り、帰阪しました。美々駅の撮り鉄は、月曜日であったことも幸いしてか、数人しかおらず、札幌駅の急行はまなすのように、怒号が飛び交うことなく、お互い譲り合って、撮れました。
 
 2013年3月、2014年3月、2015年3月撮影分です。

 DD51-1102外重連の8010レ、寝台特急カシオペア、上野行、千歳。
2013-03-11撮影。


 DD51-1142外重連の8010レ、寝台特急カシオペア、上野行、南千歳、
2014-03-10撮影。



 DD51-1083+1100牽引の8010レ、寝台特急カシオペア、上野行、長都。
2015-03-09撮影


 8010レ後打ち、寝台特急カシオペア、上野行、長都、2015-03-09撮影


 EF510-509牽引の8009レ、寝台特急カシオペア、札幌行、川口。
2012-06-15撮影、この釜も、JR貨物へ譲渡され、ATS等整備のうえ日本海縦貫線へ充当されるようです。


 同上、8009レ、寝台特急カシオペア、スロネフ26-1外12連、川口。


 今日は、寝台特急カシオペアが、運転取り止めになって、10日になります。1999年7月に運転を開始して以来、約16年半にわたり、運転されてきました。全車A寝台個室という豪華列車でしたが、北海道新幹線新函館北斗まで開通のため、ダイヤ改正前に運行が困難になり、廃止されました。今後は団体臨時列車として運行され、北海道へのルートも企画されているようです。

 青函トンネル開通の1988年3月から、上野・札幌間に北斗星が、大阪・函館間に日本海が運転されました。寝台列車のブームと青函トンネルという話題性で、北斗星は3往復となり、季節臨でエルムなどが運行されました。一方、日本海は、北陸や関西方面と、その逆方向へ高等学校の修学旅行に、多く利用されましたが、徐々に海外や航空機利用になり、早期に函館・青森間が廃止されました。その他、団体臨時列車として1989年7月に誕生した寝台特急トワイライトが好評で、昨年3月まで運転されていました。

 残る定期寝台列車は、東京と高松・出雲市間運転のサンライズ瀬戸・出雲のみになりました。


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